内視鏡検査

当院は、内視鏡による大腸・胃・食道疾患の
適確な診断と治療を提供する専門クリニックです

当院の内視鏡

1.辛くない内視鏡
すべて内視鏡専門医である院長が丁寧に行います。
患者様に応じた適切な麻酔と巧みな技術
食道・胃内視鏡は、麻酔下経口、または経鼻から選択できます。
大腸内視鏡は麻酔軸保持短縮法を基本としております。
選べる大腸内視鏡前処置下剤
3種類の腸管洗浄液(モビプレップ®、ニフレック®、ピコプレップ®)から選択できます。
2.精密な内視鏡
ハイビジョン高倍率ズームを搭載した拡大内視鏡による病変の早期発見
NBI (狭帯域光)拡大内視鏡や色素拡大内視鏡による腫瘍性病変の精密診断
3.患者様の負担を
少なくする内視鏡
日帰り内視鏡手術
発見された大腸ポリープは、すぐにNBI拡大観察により診断。腫瘍性ポリープならば可能な限りその場で切除します。
切除方法は、術後出血のほとんどないコールドポリペクトミーを基本とし、より大きな病変に対しては確実に切除できる内視鏡下粘膜切除術(EMR)を用います。
食道・胃・大腸内視鏡を同日に行うこともでき、患者様の通院回数を節約します。
4.安心安全な内視鏡
検査前の十分な問診と診察により患者様の状態を把握します。
検査中から検査後は呼吸・循環動態をモニターし、安全を図ります。
最新鋭の内視鏡機器は、高水準消薬毒過酢酸(アセサイド6%®)による万全な感染対策を施しています。

食道・胃内視鏡検査

①食道・胃内視鏡検査が有用な疾患

胃食道逆流症、逆流性食道炎
バレット食道
食道裂孔ヘルニア
食道腫瘍、食道癌
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)感染
慢性胃炎、萎縮性胃炎
急性胃炎
胃アニサキス症
胃潰瘍、十二指腸潰瘍
胃ポリープ、十二指腸ポリープ
胃腫瘍、胃がん
胃粘膜下腫瘍
機能性ディスペプシア

②上部消化管内視鏡検査(経鼻法・経口法)とは

上部消化管内視鏡検査(通称:胃カメラ)は、口または鼻から内視鏡を入れて食道・胃・十二指腸の中部までの内部全体を調べる検査です。色素内視鏡やNBI(狭帯域光観察)拡大内視鏡により病変表面の微細構造を観察し、診断します。必要があれば組織を採って(生検)病理検査を行うことが可能です。
検査時間は10分前後ですが、準備と検査後の休憩時間を含めるとクリニック滞在時間は、経鼻法で1時間程度、経口法で2時間程度になります。

③検査時の麻酔について

経鼻法では、舌根部の刺激による咽頭反射が少ないため鼻とのどの麻酔のみでつらくなく出来ます。
経口法では、より楽に行うためにのどの麻酔に鎮静剤注射による麻酔を加え、少し眠くなります。検査後は、麻酔が覚めるまで1時間程度リカバリールームでお休みいただきます。
なお、ご希望により経口法の場合でも注射麻酔をせずに検査することも可能です。

④検査の自己負担額について

検査の内容により自己負担額が変わります。
保険診療での予想される自己負担額の上限は以下の通りとなります(これ以下となる場合もあります)。
3割負担 2割負担 1割負担
上部消化管内視鏡検査(観察のみ) 約¥6,000 約¥4,000 約¥2,000
上部消化管内視鏡検査 + 生検 約¥14,000 約¥9,000 約¥4,500

大腸内視鏡検査

①大腸内視鏡検査が有用な疾患

大腸ポリープ
大腸腫瘍、大腸がん
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)
虚血性結腸炎
過敏性腸症候群

②大腸内視鏡検査とは

大腸内視鏡検査(大腸鏡)は、肛門から内視鏡を入れて大腸の内部全体を調べる検査です。より良い検査を行うためには、下剤等を使って事前に大腸の中をきれいにしておく必要があります。
下剤は検査当日ご自宅で服用していただき、きれいになったのちにご来院いただきます。下剤は3種類の腸管洗浄液(モビプレップ®、ニフレック®、ピコプレップ®)から選択できます。
検査時間は15分前後ですが、準備と検査後の休憩時間を含めるとクリニック滞在時間は2時間程度になります。

③検査時の麻酔について

内視鏡検査をより楽に行うために、鎮痛・鎮静剤を注射し、軽く麻酔がかかった状態にします。検査後は、麻酔が覚めるまで1時間程度リカバリールームでお休みいただきます。
なお、ご希望により麻酔をせずに検査することも可能です。

④大腸ポリープが発見された場合について

ポリープが発見された場合、NBI(狭帯域光観察)拡大内視鏡色素拡大内視鏡により腫瘍性病変(癌化のリスクのあるもの、または癌)か否かを診断します。腫瘍性病変、またはそれが疑われるものに対しては、治療の対象になります。当院で安全に摘除可能と判断した場合は、その場で内視鏡下摘除を施行し、病理組織学的検査を加えます。内視鏡下摘除方法は、術後出血のほとんどないコールドポリペクトミーを基本とし、より大きな病変に対しては確実に切除できる内視鏡下粘膜切除術(EMR)を用います。
ポリープの大きさ・型・局在部位、また抗血栓薬服用などの状況により当院では安全・適切に摘除不能と判断した場合は、診断に止め、後日入院治療可能な施設を紹介させていただきます。

⑤検査の自己負担額について

検査の内容により自己負担額が変わります。
保険診療での予想される自己負担額の上限は以下の通りとなります(これ以下となる場合もあります)。
3割負担 2割負担 1割負担
大腸内視鏡検査(観察のみ) 約¥7,000 約¥4,500 約¥2,300
大腸内視鏡検査 + 内視鏡下ポリープ摘除術 約¥30,000 約¥20,000 約¥10,000

診療案内

診療科目

内視鏡内科 胃腸内科 消化器内科

対象疾患

大腸がん、胃がん、食道がんのリスクマネージメント
胃の疾患、大腸の疾患、食道の疾患、肝臓の疾患、胆嚢の疾患、膵臓の疾患

当院で可能な検査

内視鏡検査、腹部超音波検査(腹部臓器:肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓、子宮、卵巣)
ピロリ菌検査(尿素呼気試験、便中抗原検査、迅速ウレアーゼ検査、鏡検法・培養法)、血液検査、検便・検尿検査
電話受付(診療時間内対応)